平成28年10月3日(月)第17日目
正木伸治
出発 | 到着 | 参拝寺 | 宿泊地 | 宿泊所名 料金 |
ルート | 距離 km |
累計 km |
7:20 | 17:00 | 第35番 清滝寺 第36番 清龍寺 |
高知県須崎市浦の内福良 | みっちゃん民宿 6,500円 |
ビジネスイン土〜清滝寺〜青龍寺〜みっちゃん民宿 | 25.3km | 383.6km |
この日のルートは、赤で囲んだところ 今日は一日中雨であった。朝から。3キロ先の第三十五番札所の清滝寺に行った。例によって地到着前から急な坂になったが、歩く遍路道を使わず、自動車用の道路を歩いた。今後とも自動車用道路がある場合は、そちらを使うことにする。その方が、距離はあるが、勾配がゆるく楽であるし、足を滑らすというリスクも少ないからである。ただし、車には細心の注意が必要。清滝寺では、納経所の女性の職員最低である。こちらが「おはようございます。宜しくお願いします。」と言って納経帳を差し出したのであるが、うんともすんとも言わず、ただ納経帳に印を押して、墨で書くだけ。小銭がないので千円札を出したら、投げるように僕の手のひらに釣りを返しました。この寺も地に落ちたものです。厳格な宗門以前の人間的な問題である。礼儀をわきまえていないと言うことだ。朝から気分を悪くした。 次の三十六番の清龍寺に行くとき、結構ナビを使ったのであるが結構戸惑った。雨が降っているのでスマホを濡らしては駄目なので、その分見る回数が少なかったからである。途中からは、傘をやめてポンチョにした。清龍寺を過ぎてから雨が激しく、登りの連続の自動車道で途中休憩場所も一か所しかなく、それも屋根がなく非常に困った。片手に杖を持っており、道を間違えないように時折スマホを見るのであるが、とにかく不自由で弘法大師さんには悪いが、本当に杖が邪魔であった。険しいワイルドな山道であれば、役に立つものの、普通の自動車道では全く役に立たない。どうにか17時前に民宿についた。メイン道路から下の方に下がってきたのであるが、急な坂をかなり下った。海辺の秘境といったところである。民宿の女将さんは気さくな人で感じが良かった。 (この民宿は、陸の秘境という感じのところなので、スマホの電波も届かず送受信できなかった。) **写真の撮影枚数が非常に少ないのであるが、雨が降ったりした場合、ほとんど撮れないし、晴れの日も杖を持っているこ とで両手を使えないことで必然的に撮影しなくなっていた。本当は、もっと撮影したかったのだが。三年前に行ったスペ イン巡礼では、杖など持っていないし、両手が自由だったので結構写真を撮った。こうして後で、旅行記を書く場合、 頭の記憶だけでは情景が思い出せず、写真が手掛かりになるのであるが、その写真が少ないので記憶とメモだけの記述に なり物足りない感じがする。
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