平成２８年９月２８日（水）第１２日目

正木伸治

この日のルートは、赤で囲んだところ 　7時20分に出発。まず、急な坂を上って二十六番の金剛頂寺へ行った。1時間もかからなかった。儀式が終わってから降りた。降りたところにキラメッセ室戸という道の駅があり、そこでジュースを飲みながらゆっくり休憩した。磯の香りの潮風に吹かれながら、ゆっくりと雄大な太平洋を眺めながらマッタリするのも良いものだ。相変わらず曇天であり日差しがなく暑くなくて、汗を嗅いた肌に非常に心地良い。 歩かずに、ずっとここにいたい気がした。 　この日は、後ひたすら歩くだけで寺には寄らない。11時半頃にちょうどドライブインがあり、昼食を食べた。スパゲッティーを食べたが、その後のアイスコーヒーが美味しかった。順調に歩いて、16時半頃に民宿の浜吉屋へ着いた。今日の客は僕一人だった。夕食も一人で食べた。貸切であった。この宿の夜は少し気味が悪かった。泊まっているのは僕一人で、部屋も広く、部屋数も多い。何だか化け物でも出るような感じで非常に気になった。そして、時折クーラーからの風がスーッと足元に吹いてきて何とも言えない感じであった。しかし、しばらくして寝入ったものの熟睡は出来なかった。それは気味悪さからではなく、敷布団がせんべいなのである。体がごつごつする感じで非常に寝にくかった。この民宿は、ネットで評判が悪いようであるのがうなずける感じである。肝心のオーナーがその辺が無頓着で全く気付いていないようである。（言ってあげようと思ったが、頑固そうな親父で逆切れされたら困るので言うのをやめた。遍路地図の最新のものでは、この宿は削除されているようである。僕のは、ネットで購入したのであるが掲載されており、古いものが送られてきたようである。地図から削除されたのは、発行元が掲載料を請求したことに対して、この宿が拒否したようである。） 　夜に10月1日の高知市内での宿泊を考えたが、寺の近くに宿がなく駅前に出なければならず、ネットで探して四苦八苦した。 　次のは、５００ｍの山の上の二十七番札所の神峯寺へ行くが、上り下りは大変だと思う。しかし、その後は、13キロ歩くだけで宿につくのでゆっくりできる。 二十六番札所　金剛頂寺の本堂 二十六番札所　金剛頂寺の手水所   金剛頂寺の仏号，寺号，三宝印   道の駅キラメッセ室戸で休憩　その前の太平洋

目次へ 　次の日へ 　ＬＳＣ関西トップページへ　　　ＬＳＣ関西旅行記トップへ　　　My Home Pageトップへ