四国八十八か所遍路道を行く

平成28年10月15日(土)第29日目

正木伸治

出発 到着  参拝寺 宿泊地 宿泊所名
料金
ルート 距離
km
累計
km
 
7:30 16:15 愛媛県喜多郡内子町 民宿シャロン
4,500円
遍路宿 もやい〜民宿シャロン  29.2km 693.2km

                         この日のルートは、赤で囲んだところ

 7時半に出発。朝から霧がかかって、かなり寒かった。しかし、日が昇ってくると同時に寒さは、解消された。そして、大洲市入ってからは、逆に暑かった。前日のホテルの場所は、かなり標高が高い位置にあったと思われる。順調に歩いて16時15分くらいに宿に着いた。距離的には、29kmで結構な距離を歩いた。
 昼食は、大洲市に入ってから道の駅があったので、そこで食べた。食べた後、まったりしていると、地元のおばさんが、わざわざケーキを購入したらしく接待と言ってくれた。自分と連れていた孫は、先ほど食べたので遠慮なく受けとって下さいと言っていたものの、わざわざ購入したものと考えられる。感謝すると同時に四国のお接待精神には溜飲が下がる。恐縮しながら有り難く受け取った。
 途中凄く怖い場所があった。今までで最も危険な1kmの鳥坂隊道というトンネルを通過した。入り口に歩行者用の反射たすきが用意されており、それをかけての通行だった。トンネル内では、ライトを点けない車、大きく避けてくれる車、ぎりぎりに近寄ってくる車など冷や冷やものだったが、僕自身が、仮に躓いてよろけても一巻の終わりである。自分が車を運転する際の歩行者への気配りを心掛けるようにしたいと思った。。(トンネルの上は、険しい旧遍路道で、そこを歩こうと思えば歩けたのであるが、藤井寺〜焼山寺でのトラウマから抜けきっておらず無理をしなかった。後でいろいろな人の話を聞いたが、本当に厳しいらしく道自体も荒れているとこのと。)
 この日は寺へは寄らなかった。途中の休憩時間は、回数は少なかったが、取った時間は、結構長かった。途中で昨日から一緒になった南さんという香芝市の人としばらく一緒に歩いて、宿も同じであった。明日も歩くのみで距離も短く、道も平坦なので楽だと思う。いずれにしても、高低差、距離ともに難関と思われる明後日が勝負である。

朝、出発した時は、一面に霧がかかっていた
 
霧が徐々になくなり晴れてきた状態 
 
もうすっかり天気になった   歩道帯が非常に狭く、1.1kmもあるトンネル
反射テープのついた備え付けのタスキをつけて歩いた
 
トンネルを越えてしばらくしてからの景色
この道路はかなり高い位置にある
  大洲の町の道の駅

目次へ  次の日へ  LSC関西トップページへ   LSC関西旅行記トップへ   My Home Pageトップへ