平成２８年１０月１６日（日）第３０日目

正木伸治

この日のルートは、赤で囲んだところ 　朝7時10分に出発。１３：４０に宿に到着した。（途中、珍しく山の自動車道のところにうどん屋さんがあったので、そこで昼食。）順調であった。２１km歩いた。最後の２kmは、旅館が迎えにきてくれたので、全体の距離は、２３kmであった。問題は、次のであるが、旅館の女将に聞いたら、大丈夫と言っていたので、少し安心した。大宝寺までは、１３．４kmで、その先の宿まで４km。計17.5ｋｍを14時まで歩けば完全にクリアーできる。とにかくやるしかないのである。それに次の日は、6時半頃に宿を出発して、万全を期したい。この日、泊まった宿で一緒だったのが、ここ3日ほど宿が一緒だったり、歩いているとき顔を合わせたＭさんと、この日初めて顔を合わせた人であり、南氏は、色々な霊とよく会うとか、霊がかったこともあると言っていた。もうひとりの人が、これが生意気に遍路かぶれして、説教がましいようなことを言う人。あまり良い気はしなかった。まあ、顔を見るのは今日だけと思う。Ｍさんとも次の日で顔を見なくなると思われた。 　この日の旅館「たちばな旅館」のある場所は、本当に何もない山間の村にある旅館で、コンビニはもちろん、散髪屋も無い。女将が自慢げに言っていた。たちばな旅館の夕食は、結構豪華であった。（たぶん、仕出し屋さんからとっているものであろう。） 出発して2時間ほど歩いたところの長岡山トンネル 長岡山トンネルそばの遍路無料宿   無料宿の中、比較的綺麗にしてあった   ひっそりした谷あいの村にある「たちばな旅館」 人ひとり通っていない。音も聞こえない。

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