平成28年10月18日(火)第32日目
正木伸治
出発 | 到着 | 参拝寺 | 宿泊地 | 宿泊所名 料金 |
ルート | 距離 km |
累計 km |
7:15 | 15:00 | 第46番 浄瑠璃寺 第47番 八坂寺 |
愛媛県松山市浄瑠璃町 | 長珍屋 7,020円 |
狩場苑〜浄瑠璃寺〜八坂寺〜長珍屋 | 25.8km | 770.9km |
この日のルートは、赤で囲んだところ この日は凄く順調であった。7時15分に宿を出発し、四十六番の浄瑠璃寺、四十七番の八坂寺を回って宿に入ったのが15時。距離は、24km(実際は、遍路道を歩いたので、もっと短いかもしれない。)最も順調にいったのではないであろうか。もちろんコースがイージーであったということかもしれない。いずれにしろいいペースであった。さらに旧来の遍路道もあるいたので言うことなし。 途中、三坂峠の休憩所で逆打ち(八十八番から逆に回るコース。2016年はうるう年なので逆打ちすればご利益が大きいらしい。)の若い男性に会った。会社を休んでの遍路とのこと。非常に元気の良い人で、かなりペースが速いようである。しかし、逆打ちは難しいらしい。基本的に標識の矢印は、僕のような順打ち向けに表示されており、逆の場合、その標識を見つけにくいようである。その若い男性は、僕と同じくスマホのナビを大いに利用していた。 休憩所を過ぎてからもずっと歩いてきた国道33号線であるが、ほとんど車が通っていない。バイパスが出来て、そちらのほうへ車が流れているようである。途中にあるドライブインなども殆ど店を閉めていた。四国を歩いていて、一般の国道でも結構ドライブインなどが占めているところが非常に多い。過疎が進んでいるような感じである。 その国道33号線の途中から旧来の遍路道に入った。このころから、徐々に藤井寺から焼山寺のトラウマから解きはなたれ来たような気がする。下りばかりの遍路道であった。地図を見ても下りばかりなので非常に気持ちが楽であった。ここでも、途中、人には一人も会わなかった。 浄瑠璃寺に着いたのは、13時45分くらいであった。たびたびこのことを書いているが、納経所のことである。ここの納経所は、非常に印象が良かった。係りの人が、比較的若くて美人で非常に愛想が良く、おまけに僕が真っ黒に日焼けしていることから歩き遍路と分かったのであろう、ご苦労様と言って茶菓子をくれたのである。こんなのは、それまでになかったことである。僕は、本当に単純なものであるから、非常に気持ちを良くした。そのうえ、その係りの人が美人と来ている。自分でも笑ってしまう。仮にその係りの人が、美人でなくてもこういったことは非常に気持ちの良いもの。あの問題の清滝寺の係りに言ってやりたい。(どうでもいいが。) 宿は四十六番浄瑠璃寺の真ん前で非常に便利な場所。団体客が泊まるような大きな旅館であった。ここはすでに松山市である。 次の日は、四十八番から始めることになるが、6寺まわるので、時間的にタイトかもしれない。
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