四国八十八か所遍路道を行く

平成28年10月22日(土)第36日目

正木伸治

出発 到着  参拝寺 宿泊地 宿泊所名
料金
ルート 距離
km
累計
km
 
7:40 14:30 第61番 香園寺
第62番 宝寿寺
第63番 吉祥寺
愛媛県西条市小松町 ビジネス旅館 小松
5,940円
今治湯ノ浦ハイツ〜香園寺〜吉祥寺〜宝寿寺〜ビジネス旅館 小松  18.6km 872.8km

                           この日のルートは、赤で囲んだところ

 7時40分に宿を出て61番札所の香園寺に向かった。今日は朝から雨。最初は小降りであったが、あとから本格的になった。途中からポンチョをかぶった。
 順番で行くと60番の横峯寺になるが、遍路ころがしの非常に厳しいコースらしいので、次の日に一日かけることにして、この日は、61?63番を先に回ることにした。
 61番の香園寺へは11時半頃に到着した。香園寺は、寺らしくない寺で本堂が洋風の建物なのである。あんな寺初めて見た。次に向かったのが、昼時間にかかったので62番宝寿寺を飛ばして63番の吉祥寺。62番の宝寿寺は、12時?13時まで昼休みをとるという八十八箇所の寺の中で異例の寺で、その分、評判が極めて悪いようである。その後、昼食にうどんを食べて、それから問題の宝寿寺に向かい、普通の儀式をした。特に変わったことはなかった。
 14時半前に宿に到着。LSCの小林さんが、激励に来てくれるとのことで、宿で待機していた。予定通りに小林さんは来てくれた。そして、近くの温泉に連れて行って下さった。湯之谷温泉と言って、昔、百姓が稲刈りが終わった後に湯治に来ていたという温泉だそうである。今は、地元の人の銭湯という温泉になっている。本当に疲れた体が癒やされる良い温泉だった。前日に続き、この日と温泉三昧で幸せである。まあ、明日は少しハードなコースになるので、これが人生のメリハリというものなんだろうな? 小林さんと湯につかりながら色々話した。帰りにお茶でも飲もうといったが、喫茶店がないので、そのまま宿まで送ってもらい別れた。激励の意味で湿布薬を頂いた。もう少し話がしたかったのであるが、少し間が抜けてしまった感じがある。いずれにしてもわざわざ会いに来てくれて本当に有難いことだった。
 今日再び佐藤さんと宿が一緒になった。彼は、前日この宿に来ており、問題の横峯寺にはこの日に行っており、色々情報を教えてくれた。この情報が非常に役に立つことになった。
 この日と次の日に連泊した「ビジネス旅館 小松」は、食事が良く非常にリーズナブルだと思った。1日目のこの日は、しゃぶしゃぶで2日目は、すき焼きであった。ボリュームもたっぷり。この宿泊料金で、これだけの食事内容で採算がとれるのかと思ったくらいである。その意味は、後でわかったのであるが、この旅館はもともと肉屋さんで、それなりの仕入れルートを持っているとのことであった。

六十一番札所 香園寺の本堂
こんな洋風建物のお寺は初めて
六十一番札所 香園寺の大師堂
 
雨に煙る六十一番札所 香園寺の境内   香園寺の仏号,寺号,三宝印
 
六十三番札所 吉祥寺の山門   六十三番札所 吉祥寺の本堂
 
六十三番札所 吉祥寺の大師堂   吉祥寺の仏号,寺号,三宝印
 
六十二番札所 宝寿寺の本堂   六十二番札所 宝寿寺の大師堂
 
宝寿寺の仏号,寺号,三宝印   ビジネス旅館小松の豪華夕食

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