四国八十八か所遍路道を行く

平成28年10月26日(水)第40日目

正木伸治

出発 到着  参拝寺 宿泊地 宿泊所名
料金
ルート 距離
km
累計
km
 
6:45 16:30 第66番 雲辺寺
第67番 大興寺
第68番 神恵院
第69番 観音寺
香川県観音寺市観音寺町 若松家別館
6,000円
民宿  岡田〜雲辺寺〜大興寺〜神恵院〜観音寺〜若松家別館  24.0km 981.1km

                           この日のルートは、赤で囲んだところ

 最後の難関と思しき雲辺寺へのチャレンジを6時45分にスタートさせた。雲辺寺登山口まで、仙台の大沼氏と一緒であったが、この人は、どこかの奥の院へ回るとかでらタクシーで行かれた。
 雲辺寺への道は険しかった。1時間15分で舗装道路に出るまでは、きつい登り坂の連続で参った。しかし、たったの1時間15分だけだったので、藤井寺と焼山寺の間のことを考えれば、どういうことのないことである。その後は、比較的楽な上りの舗装道路を歩き、9時25分に雲辺寺に到着。2時間40分かかった。でも無事乗り切ることが出来た。雲辺寺は、標高900mくらいのところにある八十八か所の寺で最も高い場所にある寺である。(スタートした岡田は、標高250mくらいのところにあるので、実質700mの登りである。)標高ここで1時間ほどゆっくりした。しかし、少し休み過ぎで以降に影響が出て少しきつかったと思う。雲辺寺からは、下りばかりでかなり距離があった。
 下りの途中で見た目に25キロくらいありそな荷物を担いで上がってきた人とすれ違ったが、逆打ちの人であり、あれだけ荷物を持っていたら、最後まで体力は持たないのではと余計な心配をしてしまったと同時に凄い体力の人もいるのだなあと感心した。
 その後、大興寺をまわり、神恵院と同じところの観音寺に着いたのは15時50分頃で、大興寺から猛烈なスピードで歩いた結果で16時までに入ることが出来た。神恵院と観音寺は、双子寺で同じ境内にある。納経所も同じで、書く人も一人。実に変則的な寺であった。終わってから、少し買い物をしてから、宿に入ったのが、16時30分過ぎであった。最後の難関を乗り越えることが出来た。
 この分で行くと、11月1日に88番札所を終え、交通アクセスがうまくいけば、同日に帰宅出来そうな感じになってきた。

標高差約600mを上りきって雲辺寺に通じる道路に出た
やれやれ!!
民宿岡田を出てすぐに柿農家の人が、とれとれの柿を接待としてくれたものを食べた。疲れた体に実に美味しかった。
 
道路脇にお地蔵さんが。   鳥のさえずりしと風の音しか聞こえない静かな森を通る道路
実に癒された!!
 
六十六番札所 雲辺寺の山門   六十六番札所 雲辺寺の本堂
 
六十六番札所 雲辺寺の大師堂   六十六番札所 雲辺寺の境内
 
雲辺寺の仏号,寺号,三宝印   雲辺寺から見えた四国の奥深い山々
 
六十六番札所 雲辺寺の参道に無数に並んでいる像 
 
六十七番札所 大興寺の山門   六十七番札所 大興寺の本堂
 
六十七番札所 大興寺の大師堂   大興寺の仏号,寺号,三宝印
 
双子寺(?) 神恵院と観音寺の共同(?)山門   六十八番札所 神恵院の本堂に風変わりな入口
     
 六十八番札所 神恵院の本堂   六十八番札所 神恵院の大師堂 
     
神恵院の仏号,寺号,三宝印    六十九番札所 観音寺の本堂 
     
 六十九番札所 観音寺の大師堂    観音寺の仏号,寺号,三宝印

目次へ  次の日へ  LSC関西トップページへ   LSC関西旅行記トップへ   My Home Pageトップへ