四国八十八か所遍路道を行く

平成28年10月30日(日)第44日目

正木伸治

出発 到着  参拝寺 宿泊地 宿泊所名
料金
ルート 距離
km
累計
km
 
6:30 16:00 第83番 一宮寺
第84番 屋島寺
香川県高松市屋島中町 ささや旅館
5,000円
巡彩庵〜一宮寺〜屋島寺〜ささや旅館  29.5km 1076.1km

                           この日のルートは、赤で囲んだところ

 今日もすこぶる順調であった。6時半に出発して、3時間15分ほどで83番の一宮寺に到着した。途中ほとんど休まなかった。今日は、少し寒くて長そでシャツを着た。暖かくなってきてから脱いだ。
 次の寺の84番屋島寺へも順調。途中昼食でうどんを食べるほど余裕があった。(余裕はあったが、途中のどこかで金剛杖の先にかぶせてある保護カバーを落とした。)
 途中歩いていると、通りがかったところの人が追いかけてきた、これを飲んでくださいとリポビタンDをくれた。お接待というのは、四国の人のDNAかもしれない。全部ではないが。有難いことであると思うと同時に感心する。
 14時ごろまでに屋島のふもとまでこれそうなので、荷物も持って上がることにした。登りはきつかったが45分で頂上に着き、屋島寺にお参りした。時間的にもたっぷり余裕があり、少しだけ屋島の観光もした。こんな余裕があることは、この遍路で初めてである。
 16時過ぎに、宿に入り、すぐに夜の食事の買物に行った。ここは、素泊まりで5000円少し高いが仕方ない。しかし、屋島寺には行ったので、かえってこの方が、明日の行程に有利である。明日も比較的楽な行程になると思う。

事件
 寝る前に荷物を整理していたら納経帳がなおことに気が付いた。何処を探してもない。盗られたのか、落としたのか、忘れたのか全く見当が付かない。まず、寺に電話して忘れ物がないか確認してほしいとお願いしたら、明日7時に納経所が開くので、それから電話するとのことであった。宿にも荷物を置いて買い物に行っている間の玄関に誰か入ってきていないかと確認したら、不快な顔をされて否定された。何も宿の責任と言っているのではないのに過剰な反応で、こちらも気分が悪かった。とにかくショックであった。84か所を歩いて記帳して貰った納経帳なのにがっかりした。半分諦めたが、寝てからもそのことが気になってなかなか寝ることが出来なかった。
 とにかく明日の朝、寺からの連絡を待つしかなかった。

宿の巡彩庵の部屋から見えた朝の高松市内と朝焼け 朝日が昇ってきた
 
八十三番札所 一宮寺の山門   八十三番札所 一宮寺の本堂
 
八十三番札所 一宮寺の大師堂   一宮寺の仏号,寺号,三宝印
 
特徴的な屋島が見てきた   八十四番札所 屋島寺の第一の山門
 
八十四番札所 屋島寺の第二の山門   八十四番札所 屋島寺の本堂
 
八十四番札所 屋島寺の大師堂   屋島寺の仏号,寺号,三宝印
 
八十四番札所 屋島寺の境内   屋島から見た高松市内
 
屋島から見た瀬戸内海の島   宿近くの琴電 屋島駅 結構レトロな感じ

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