平成28年10月5日(水)第19日目
正木伸治
出発 | 到着 | 参拝寺 | 宿泊地 | 宿泊所名 料金 |
ルート | 距離 km |
累計 km |
7:30 | 15:40 | 第37番 岩本寺 | 高知県高岡郡四万十町 | 民宿うなきち 3,780円 |
安和乃里〜岩本寺〜民宿うなきち | 29.5km | 437.1km |
この日のルートは、赤で囲んだところ 台風18号の影響が懸念されたが、朝の様子から小雨であるし、風も吹いていないし、テレビの予報でも四国からそれそうな感じであったので、遍路を強行することにした。とにかく安全を考えてすべて国道56号線を歩くことにした。最初は、登りばかり。少しずつであるが、かなり高いところまで上がった。11時過ぎに七子峠に着き、そこでいったん休憩した。そこから非常に風が強くなり、雨も激しくなってきた。12時過ぎに今日の宿を予約した。これは問題なし。その後、強烈に雨が激しくなり、まるでシャワーを浴びているような降りようであった。 途中で歩いている道と並行して走っているJRの駅があり、しばらく雨の様子を見るために、その駅で休憩した。そこには、同じお遍路さんが休憩していた。その後の日程の関係で、一駅電車に乗って先を行くと言っていた。この人は、野宿などもする遍路の人で体力的にもかなり強そうな人であった。 ずぶ濡れになりながら歩いていたら「道の家 あぐり窪川(ここは昨年も柏島にダイビングに来た時に立ち寄った場所でした。)」があったので、とにかく少しでも雨をしのぐことと、腹ごしらえのために立ち寄った。そうしたところ、途端に雨が止んだのである。全く忌々しい!! 嫌味な雨、台風です。余程僕の日頃の行いが悪いのだろう。(泣) そこで遅い昼食を食べて、また歩き出したが、15時過ぎに岩本寺へ着いた。そして、儀式をすませ、宿である民宿うなきち(この民宿は、ウナギ屋さんであった。だから「うなきち」という名前である。)へ行った。15時40分くらいであった。結構早く着けた。 ガイドブックよりスマホナビの方が、距離が短かったのである。スマホナビでは、人が歩ける新しい道を選択しているようで、昔からの古い遍路道へは誘導しない。古い遍路道は、殆どかもしれないが、未舗装の所謂ハイキング道の感じで、勾配もきつく、高低差は稼げるものの、スタミナのない僕には適さない。さらに雨が降ると滝のように水が流れる部分もあるようで危険性が高いようである。今後も楽な自動車道を歩くことにする。 着いてから、しばらくして、スーパーに買物に行って、夕食と朝食の食べ物を買った。(この宿は、素泊まりで3780円と安かった。) 宿で夕食を済ませた後、二日後に高知県中村市に住んでいる姉に会うべく電話で打ち合わせし、JR中村駅前で待ち合わせすることになった。姉は、体調不良でリハビリ施設に入っているとのことで、待ち合わせ場所には、義兄と姪が来ることになっている。
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