四国八十八か所遍路道を行く

平成28年10月6日(木)第20日目

正木伸治

出発 到着  参拝寺 宿泊地 宿泊所名
料金
ルート 距離
km
累計
km
 
7:15 16:45   高知県幡多郡黒潮町 民宿日の出
7,000円
民宿うなきち〜民宿日の出  33km 470.1km

                           この日のルートは、赤で囲んだところ

 前日の台風18号も去り、今日は快晴。その分暑いと思われたが、意外と湿度が低く、風も冷たいので非常に過ごしやすかった。このは、珍しく巡礼者に5人も会った。珍しいこと。午前中に1回目の休憩をしているときに東京から来ている佐藤さんという人に会った。気さくな人で非常に話しやすかった。この日以降、離れては会い、離れては会いで、最後まで何回も会った。色々道に情報などを聞いて非常に参考になった。もちろん、この人の方が僕より歩くのは早く、いつも後から僕が後から追いつくという感じであった。(うさぎと亀ではないが。)何かすごく縁を感じた。この人は、僕より2日前の10月31日に結願していた。家に帰ってからも、僕の写真を送ってくれたりした。
 この日は、7時15分に出発して、16時45分に宿に到着した。33km(スマホナビの距離で、ガイドブックより少し長かった。)も歩いて、足はかなり疲れたが、体調は気候が良かったので、それほどでもない。この日の宿も僕一人だけ。7000円と高いが、それなりの値打もない。夕食もよくない。ただ、設備が新しいだけ。太平洋に面した宿だった。
 この日は、移動だけの日であった。この日以降、気候が秋らしくなり、涼しくて非常に歩きやすくなった。その分、水分の摂取量も減っていった。

この日は快晴で非常に日差しがきつかったものの、湿度が低いのであろう風が冷たく非常に爽やかであった。その分体調もgood!
 
自分の影。非常に影が長くなっている   のどかな田舎の風景。癒される。
 
峠から降りてきたところにたこ焼屋さんがアリ、ちょうど昼時間だったので、たこ焼を昼食とした。遍路とたこ焼?ちょっとピンとこないと組み合わせ。 
 
遍路道沿いの駅のホームでおばあさんが、一人弁当を食べていました。何だか背中が非常に寂しそうでした。この時、さだまさしの歌で「空蝉」というのがありますが、ふとその歌詞とメロディーが頭をよぎりました。 
 
歩き遍路者への案内板がありました   トンネルの中。比較的四国のトンネルは、歩道帯を広くとっている。ここも広いので、歩くことには怖くない。しかし、中には、本当に狭いところもあるので、そこは細心の注意が必要です。
 
台風が去って快晴の秋空と太平洋   民宿は、この傍にあります。

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