平成28年9月18日(日)第2日目
正木伸治
出発 | 到着 | 参拝寺 | 宿泊地 | 宿泊所名 料金 |
ルート | 距離 km |
累計 km |
8:00 | 17:20 | 第4番 大日寺 第5番 地蔵寺 第6番 安楽寺 第7番 十楽寺 第8番 熊谷寺 第9番 法輪寺 第10番 切幡寺 |
徳島県阿波市八幡町 | 旅館 八幡 7,344円 |
宿「道しるべ」〜地蔵寺〜安楽寺〜十楽寺〜熊谷寺〜法輪寺〜切幡寺〜旅館八幡 | 26km | 32.6km |
この日のルートは、赤で囲んだところ 朝から雨が降っていた。その準備にもたもたしてしまい結局旅館を出たのは8時ころであった。 この日は雨が降ったりやんだり、14時ころには晴れたが、また夕方からは本格的雨。凄く体力を消耗してしまう。仕方ないことである。 4番から10番まで計画通りに歩いた。9番の法輪寺が終わってから10番に行くときは、かなりのスピードで歩いた。寺の納経所が閉まる17時までに着くのが微妙だった。とにかく初めて歩く道であるので距離はガイドブックで判っているものの道の様子が判らないので非常に不安。まあ何とか間にあったが、10番の切幡寺では、着いてから333段の階段があり、1日の終わりで疲れているところなので非常にこたえた。旅館には、17時20分頃に着いた。雨のせいで本当にスタミナを消耗してしまう。でもよく頑張ったと思う。 お寺に参った時は、一通りの作法を行うが、僕の場合は、あくまで形だけで心はこもっていない。少し反省。寺では、納経帳に仏号、寺号、三宝印をもらうのが最後の儀式。大体20分〜30分かかる。休憩も兼ねているのでいいのであるが、結構時間をくってしまう。7寺回ったが、今回では、この日が最も良く回った日となると思う。 下の写真で八番札所の熊谷寺が抜けているが、写真を撮り忘れた。ちなにみ寺に入ってからの行動パターンは、まず、手水で手を洗い、本堂に行きローソクと線香を供える。そして、納経札を入れ、賽銭を入れ、そして合掌し念仏を唱える。しかし、後で判ったのであるが、念仏の唱え方が全く判っていなかったのである。僕自身の宗教感の曖昧さがよく表れている。あまり認識していないのであるが、我が家は、浄土真宗なので合掌したときに「南無阿弥陀仏」と唱える。だから、遍路が三分の一を過ぎるくらいまで、合掌して「南無阿弥陀仏」と唱えていた。しかし、宿で食事をしているときに、それに関連した話が出て、僕の間違いが判った。この遍路の場合は、「南無大師遍照金剛」唱えることが判った。全く無知もいいところである。弘法大師も苦笑いしているであろう。(笑) 本堂の前で念仏を唱えたあと、人の邪魔にならない場所に移動し、経本を出して般若心経をあげるのである。般若心経など今まで唱えたことがなく、経本の棒読みでお経らしいイントネーションを付けて、らしく声をだすのである。もともと僕は声が大きいし、周りの人に良く聞こえていたと思う。それが、終わると次は、大師堂へ行って、ここでは合唱にして念仏を唱えるだけ。ローソクも線香も供えないし、賽銭もいれない。ごくごく略式にした。正式な参り方は、お経をもっと丹念にあげるということになっている。しかし、こんなこと言ったら罰当たりかもしれないが、もともとの目的が宗教的なものではないので自己流に略式にしたのである。まあ、罰は当たらないであろうということにしておく。 大師堂にお参りした後、納経所に行って納経帳に仏号、寺号を書いてもらい三宝印を押してもらう。これで300円を払う。以上が寺でのお参りの儀式で、最後までこの通りやった。 寺の写真は、その合間をぬって適当に撮影していた。だから、たまに忘れることもあった。 明日も雨かもしれないが、最初の難関であり、旅館の予約もしていない。予約してもたどり着けない可能性があるからである。成り行きになりそう。明後日は、台風が通過するかもしれないので日程調整が難しくなりそう。(このときは、次の日の大変なハプニングを想像すらしていなかった。)
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