四国八十八か所遍路道を行く

平成28年9月22日(木)第6日目

正木伸治

出発 到着  参拝寺 宿泊地 宿泊所名
料金
ルート 距離
km
累計
km
 
7:30 16:15 第17番 井戸寺
第18番 恩山寺
第19番 立江寺
徳島県小松島市立江町 鮒の里
6,500円 
鱗楼〜井戸寺〜恩山寺〜立江寺〜鮒の里 23.9km 101.7km

                           この日のルートは、赤で囲んだところ

 7時半に宿を出発したが、朝から今にも降り出しそうな曇り空。途中から小雨ながら本格的に降り出した。傘をさしたり畳んだりで非常に面倒くさかった。金剛杖を持って歩いているのであるが、片方に杖、片方に傘をさして完全に両手がふさがった状態である。雨が降るので、スマホを出しての写真撮影も出来ない。この日のコースは、ほとんど徳島市内の市街地コースで遍路標識が見つからなく、おのずとスマホのナビに頼らざるを得なかった。それにしても、このスマホは本当に重宝する。かなりの精度で誘導してくれる。精度が良すぎて家と家の本当に狭い道に入っていくこともあった。でも間違ってはいないのである。とにかく最短コースをとるので、そのような道になってしまう。そんな便利なスマホでも、雨が降っており両手がふさがっている状態なので、スマホ片手に道順を見ながら歩けないし、本当に雨はつらい。それに蒸し暑いし疲れが倍になってしまう。
 昼食は、コンビニでパンとジュースとアイスクリームを買い、店の外で地べたに座って食べた。しんどいし、恥も外聞もあったものではない。コンビニでもイートインの場所があればいいのであるが、昼食をしたコンビニは、それがなかった。
 17番、18番、19番と順調に回り16時15分頃にこの日の宿である「鮒の里」に着いた。そこには、すだち館、鱗楼で一緒であった沢田さんという人も泊まっていた。関東から来た人で、もう何回も遍路道を歩いているとのこと。
 鮒の里の夕食は、結構豪華で美味しかった。女将さんが料理上手のようである。そして、ご主人が色々と翌日の遍路コースについて教えてくれて非常に助かった。翌日の宿は、このご主人が紹介してくれたところであった。

 宿でのパターンは、到着したらすぐに風呂へ入る。そして、夕食がだいたい5時から6時で、夕食が終わると、部屋に戻り、次の日の計画とかを考え、だいたい10時には寝ていた。まあ、夕食の時にビールを飲んだら、部屋に戻ると疲れもあり、バタンキューと寝てしまうこともあった。良く寝ることが出来たのはいいのであるが、とにかく夜中に何回もトイレに行くので非常に面倒臭かった。まあ、歳だから仕方ないが。特に旅に出ると、余計に夜中のトイレの回数が多くなってしまう。まあ、そんなこんなで、夜のパターンは、遍路最後まで同じようなパターンであった。

十七番札所 井戸寺の山門 十七番札所 井戸寺の境内
 
井戸寺の仏号,寺号,三宝印   十八番札所 恩山寺の本堂
 
十八番札所 恩山寺の大師堂   恩山寺の仏号,寺号,三宝印
 
十九番札所 立江寺の山門   十九番札所 立江寺の本堂
 
立江寺の仏号,寺号,三宝印   民宿「鮒の里」のバラエティーに富んだ夕食
味も良かった

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