平成２８年９月２７日（火）第１１日目

正木伸治

この日のルートは、赤で囲んだところ 　7時40分に民宿徳増を出発。相変わらず雨が降ったりやんだりで本当に参る。今日は体調が芳しくなく、途中で歩きながら非常に眠くなった。まあ、気力を振り絞って歩いた。12時ごろに3日ぶりの八十八か所のお寺、二十四番札所の最御崎寺に到着した。例によって寺の麓まで来てやれやれと思ったとたんに、またもや寺に至るまで急な上り坂。いつものようにアップアップ。先が思いやられる。それにしても昔の人は凄い！！　寺を建てるための資材を運ぶのに機械のない時代に山の上まで運んだのですから！！　それに比べたら僕などなんとひ弱なんだろうかと今更ながらに感じる。　相対的に八十八か所の寺は、寺の前まで来ても急な上り坂や階段があったりして高い位置にある。防御上の問題もあったのだと思う。 　寺に到着したとたんに、雨が非常に激しくなり、びしょぬれになった。一通り儀式を済ませて降りてきた。寺では、昨日も宿が同じであったが、寺でまた再開した。今日の宿も一緒に予約してもらった。まだ、よく沢田氏のことが分からないが、かなり堅そうな感じがする。しゃべるのに結構気を使う。　寺から降りてきて腹が減ったので海岸沿いの道路にあった少しお洒落な喫茶店があったので、そこで食事してゆっくりした。 　今日の2番目の寺である二十五番札所の津照寺に14時半くらいに着いた。着いた頃には雨があがり、良い天気になっていた。この津照寺も山門に入ってから凄く急な階段があった。まあ、高低差はそれほどでもないにしろ、またかと思ってしまった。 今日は、歩く距離も短かったので、宿に到着したのは、15時40分くらいであった。この時間に到着すると体が非常に楽である。着いてから、風呂に入り、洗濯をして、ゆっくり出来た。毎日このくらいの時間に宿に着くことが理想。しかし、そうは甘くないし前途多難である。 昨日泊まった民宿徳増 ここもスマホの電波が届かなかった 室戸岬   二十四番札所　最御崎寺の本堂   二十四番札所　最御崎寺の山門（境内から見る）   最御崎寺の仏号，寺号，三宝印   二十五番札所　津照寺の山門   二十五番札所　津照寺の山門からの急な階段   津照寺の仏号，寺号，三宝印   津照寺から太平洋と市街を展望

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